女性局ニュース
女性局動画の収録を行いました
女性局は3月22日と25日にYouTubeの女性局動画を収録しました。
22日は、「子どもたちを性犯罪から守る仕組み「日本版DBS」実現への課題」を収録。吉川ゆうみ女性局長と木村弥生女性局次長が保育や教育現場における小児性犯罪の実態について対談しました。
木村次長は「小児性犯罪から子供を守る仕組みが整っていない」と現状を指摘した上で、子供を性犯罪から守るために、保育・教育現場の教職員等の犯罪歴を照会し証明書を発行する機関(DBS)の整備が急務だと主張しました。
また、保育園と幼稚園の管轄官庁が違うことなどを挙げ、DBSを整備して小児性犯罪を減少させるには、行政の縦割りの打破が課題だと主張しました。
吉川局長も「弱い立場の方々を守る仕組みを私たちがつくっていかなければならない」と述べ、DBSの整備などに理解を示しました。
25日の収録では、吉川局長と今井絵理子女性局長代理、特定非営利活動法人しあわせなみだ理事長の中野宏美氏が出演。
中野氏から「障がい児者への性暴力」について講演をいただきました。
中野氏は、健康な女性より障がいを持つ男性の方が性被害に遭いやすいという海外の調査結果を挙げた上で、「性別ではなく障がいの有無の方がリスク要因として大きい」と述べました。
さらに、報告される事例はごく一部にすぎず実際にはもっと多くの被害があるとして、「周りの人たちが被害に気づけるよう知識を身につけることが重要だ」と強調しました。また、障がい者に対する性犯罪の厳罰化なども訴えました。
講演を踏まえ今井代理は、「わいせつ行為から障がい者の方々を守るのも政治家の役割だ」と語りました。
吉川局長も「卑劣な行為を許すことはできない」とした上で、あらゆる性犯罪の根絶に向けて全力を尽くしたいと決意を新たにしました。
詳しくは、下記URLより女性局動画をご視聴ください。
ここで本文終わりです