女性局ニュース
第13回女性局政策ミーティング
1月25日、第13回女性局政策ミーティングを開催いたしました。
今回は、こども政策担当大臣の小倉將信衆議院議員に「少子化対策とこども家庭庁」と題してご講演いただきました。
小倉大臣は、少子化を「静かなる有事」とした上で、少子化対策の現状と課題について丁寧に解説しました。少子化の原因は様々あるとし、理想の子供数を持たない理由として経済的な理由のほか、仕事と育児の両立が難しく、仕事を続けるために子供を持つことをためらう人がいると指摘しました。その上で、①経済的支援②保育・幼児教育の質・量の拡充③社会機運の醸成が必要であると強調しました。
妊産婦への伴走型支援やあらゆる子育て世帯を孤立させない寄り添った支援を行うことで、子供を持ちたいと思えるような環境整備を進めていきたいとしました。
また、政治や行政だけでなく、企業や地域社会を巻き込んで、わが国を子育てに温かい社会に作り変えなければ、少子化の抜本的な解決はできないと述べました。
4月に発足をする「こども家庭庁」について、「こども成育局」と「こども支援局」を設けるとし、それぞれの役割についても説明。
「こども家庭庁」が司令塔機能を担うことで、こども政策を一元化し、より統一的なアプローチでこどもの権利・利益を第一に考える「こどもまんなか社会」を実現するとともに、こどもの意見を尊重し政策に反映していくことが重要としました。
質疑応答では、多胎児支援や思春期のこどもへの支援など多くの質問が寄せられました。
次回は3月上旬ごろを予定しています。
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