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女性局ニュース

教育

第41回女性未来塾

第41回女性未来塾

5月17日、第41回女性未来塾を開催しました。
今回は、鈴木憲和青年局長が「国際教育協力」について講演しました。

鈴木青年局長は冒頭、わが国のODAの特徴について説明。
米国などによるODA(政府開発援助)や世界銀行による融資によって、東海道新幹線や東名高速の建設を行い戦後復興を果たしてきた経緯から、わが国のこれまでのODAはインフラ分野が中心だったと説明。
しかし、近年では中国が積極的にインフラ分野の支援を途上国に行うようになったことを受けて「わが国が世界にプレゼンスを示していくには、ハードだけでなく教育などソフトな分野への支援も強化していくべきだ」と強調しました。

国際教育協力に関心を持った経緯については、青年局長代理だった2022年、国際NGO法人「セーブ・ザ・チルドレン」の勉強会で、紛争など人道危機における教育を対象とした唯一の国連によるグローバル基金であるECW(Education Cannot Wait:「教育を後回しにできない基金」)への支出がG7で唯一日本が拠出していないことを知ったことがきっかけだったと振り返りました。
その上で、2月にセーブ・ザ・チルドレンの研修でエチオピアを訪れた際、現地の住民から「教育を受けていれば戦闘ではなく話し合いで解決できたかもしれない」という話を聞き、教育の重要性を再認識したといい、わが国も他のG7諸国と同様にECWに拠出をし、積極的に教育支援に関与していくべきという問題意識が生じたと語りました。

また、エチオピアで学校給食として提供されているお米がインディカ米であることに触れ、日本国内の余剰米を支援の一環として輸出することがわが国のビジビリティを上げるのではないかと問題提起しました。

質疑応答では、教育支援に関する官民の連携に関する質問や食糧支援における古米の活用など、時間の許す限りさまざまな質問が出されました。

次回は6月を予定しています。

第41回女性未来塾
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