女性局ニュース
令和5年全国女性議員政策研究会
6月1日から2日にかけて、令和5年女性局全国女性議員政策研究会を開催しました。
2日間にわたる開催は4年ぶりであり、昨年と同様、党本部会場とオンラインを併用し250名以上が参加しました。
研修に先立ち、茂木敏充幹事長から挨拶がありました。
茂木幹事長は、自身が本部長を務める党改革実行本部で検討を進めている「各級女性議員の育成、登用に関する基本計画」について言及した上で、「政策においても党運営においても、一番の改革政党でなければならない」と強調。
女性や若者など多様な人材が活躍する自民党を目指していくことを明確にしました。
また、松川るい女性局長は、地方議会で活用できるような政策課題を共有し、政策面から地方議員をサポートしていきたいとした上で、有意義な会にしたいと語りました。
政策研究会では、2日間にわたり、5つの研修と特別講座を開催。詳細は以下の通り。
======
<6月1日(木)>
(研修1)
テーマ:「女性活躍」
講師:上川 陽子 衆議院議員
(研修2)
テーマ:「日本の守りと憲法改正」
講師:有村 治子 憲法改正実現本部副本部長
(研修3)
テーマ:少子化対策・こども政策
講師:松川 るい 女性局長
奥 正親 岡山県奈義町長
タンヤ・ヤースケライネン フィンランド大使
ビデオメッセージ:小倉將信 少子化対策担当大臣
(特別講座)
基調講演:堀 由美恵 氏
手話講座:堀 由美恵 氏
金澤 貴之 群馬大学共同教育学部特別支援教育講座 教授
二神 麗子 日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科 講師
宮路 拓馬 女性局長代理
今井絵理子 女性局長代理
<6月2日(金)>
(研修4)
テーマ:「物価高騰対策・景気対策」
講師:萩生田光一 政務調査会長
(研修5)
テーマ:「孤独孤立対策」
講師:坂本 哲志 孤独・孤立対策特命委員長
======
特に外部講師をお招きした(研修3)では、松川るい女性局長、岡山県奈義町の奥正親町長、フィンランド大使のタンヤ・ヤースケライネン氏が、少子化対策について鼎談を行いました。
鼎談の冒頭、小倉將信少子化対策担当大臣から、こども大綱の取りまとめに向けた決意をビデオメッセージで語っていただきました。
岡山県奈義町は、一人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率が2.95と極めて高く「奇跡のまち」と呼ばれていることなどから、出生率を上げた具体的な施策について奥町長から紹介いただきました。
タンヤ大使からは、出産・子育て支援施設であるネウボラに関する説明やフィンランドの子育てに対する価値観などについて解説いただきました。
特別講座では、前半、難聴プロボディボーダーの堀由美子氏が講演を行いました。
自身が運営する「一般社団法人 陽けたら海へ」の活動を紹介した上で、全ての聴覚障害者が平等に活躍できる社会「デフノーマライゼーション」を目指したいと強調しました。
特別講座の後半は、金澤貴之群馬大学教授らが手話講座を行いました。
1日の夕方には都内ホテルで懇親会を開催。
岸田文雄総裁が懇親会会場を訪れ、全国の女性議員を激励しました。
閉会セレモニーには、小渕優子組織運動本部長が駆け付け、挨拶を行いました。
会を通してできた女性議員同士の横の繋がりを大切にしてほしいと述べ、それぞれの議会で活躍してほしいとエールを送りました。
今回の政策研究会の各講座の詳細などにつきましては、自民党機関誌「りぶる」に掲載予定です。
購読については、以下のURLよりご覧ください。
https://women.jimin.jp/libre/
ここで本文終わりです