第22回女性局政策ミーティング

4月16日、第22回政策ミーティングを開催しました。
今回は進藤金日子参院議員に「我が国の食料安全保障と食料・農業・農村政策の展開方向」と題した講演をいただきました。
進藤議員は、わが国の食料供給の現状について、大半を米国や豪州などの海外に依存しているとした上で、変動する国際情勢にも対応しうる「食料安全保障」の確立が重要だと強調しました。

その上で、今国会で成立を目指している「食料・農業・農村基本改正案」について、基本理念に、安定的な輸入や需要に応じた供給の実現に向けて「食料安全保障の確保」を新たに追加したと説明。
さらに持続的な農業の発展に向けて、スマート農業の推進なども新たに盛り込んだと解説しました。

また、流通過程における適正な価格形成の重要性についても強調。
客寄せのための不当な納品価格の引き下げが行われた事例などを紹介した上で、仲卸業者等と小売業者間の適正な取引に向けたガイドラインなどを説明しました。
食品ロスや食育・学校給食などについても解説しました。

質疑応答では学校給食の補助や有機農業などに関する質問が出されました。