第5回政策ミーティング

6月25日、第5回政策ミーティングを開催しました。

今回の講師は、農林水産省の勤務経験がある進藤金日子女性局次長。
テーマは「農業・農村における女性の活躍について」。

講義のポイントは大きく分けて2点。
（1）農政を取り巻く状況や食生活の変化と長期的な食糧自給率の低下
米の消費の減少、畜産物等の消費の増加など日本人の食生活が変化したことにより、食料自給率の低下につながっていることを説明。その上で食生活を変えずに自給率を上げるためには、食料安全保障政策の推進が必要であるとしました。
（2）農業における女性の活躍について
農業就業人口に占める女性の割合は約4割と、農業の担い手として重要な役割を果たしているとし、農業における女性の起業率の増加や、農業女子プロジェクトなど、女性の農業者が活躍している現状を紹介しました。

講義終盤、進藤金日子女性局次長は、「女性の働きやすい環境の整備や地域活動、安心安全への取り組みなど、女性ならではの視点を生かすことで、農業・農村を元気にすることができる」と強調しました。

講義後は都道府県連の皆様と意見交換を実施。
食卓・すなわち生活を支えている「農業」こそ、女性が農林水産業と地域の活性化という面でも重要な役割を果たすことができ、 また6次産業等の担い手になりうる分野であります。
本日もたくさんの意見をいただきありがとうございました。