女性局ニュース
第28回女性未来塾
8月30日に第28回女性未来塾を開催しました。
今回は国土交通大臣政務官の朝日健太郎参院議員が「スポーツ政策」をテーマに講演しました。
スポーツ政策の柱である「スポーツ基本法」について、1961年に制定された「スポーツ振興法」との違いを踏まえて、解説。
「スポーツ振興法」は、当時あまり一般的でなかったスポーツを国民に広く普及させることが目的だったとした上で、1964年の東京五輪開催に向けて、同法に基づき、スポーツ環境の資本整備などが行われたと説明しました。
2011年に同法を全面改正して成立した「スポーツ基本法」では、国家戦略としてのスポーツ立国の実現を掲げ、障害者スポーツなどの関連事業にも支援を拡充し、スポーツ振興を一層進めていくことが明記されたとしました。
また、2012年のロンドン五輪において、市民の半数が五輪を契機にボランティア意識が向上したというデータを紹介した上で今後のスポーツ政策の一環として、スポーツを通じた地域活性化の必要性を語りました。
質疑応答では、新型コロナウイルスの感染予防と部活動の継続の両立についてなど、コロナ禍におけるスポーツの在り方に関する質問が寄せられました。
吉川ゆうみ女性局長は講演を踏まえて「スポーツをする喜びを持ってもらえるような政策を今後も進めることが大切だ」と述べ、スポーツ政策をより一層充実させていく重要性を強調しました。
※会場内の感染対策を徹底した上で、講師は講演時にのみマスクを外しています。
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