女性未来塾特別講座女性候補者育成コース第2期 第2回講座

9月6日に女性未来塾特別講座女性候補者育成コース第2期の第2回講座を開催しました。
本講座は受講生同士が切磋琢磨しお互いに高めあえるよう、対面を基本としていますが今回は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長に伴い、オンライン形式での開催となりました。 第2回講座は平将明衆院議員と弁護士の橋爪雄彦氏、荒谷真由美氏に講演をいただきました。

講座の前半は、平衆院議員がネット選挙について講演しました。平衆院議員は冒頭、SNSなどのサイバー空間を利用した選挙活動の重要性を指摘。
一方、有権者と現実に触れ合うことも大切だとして「サイバーとリアルを上手く利用することで相乗効果が生まれる」と語りました。
その上で、選挙の際どのようにSNSなどを利用すればよいか、ツールごと（HP、Twitter、Facebook、Instagram）にそれぞれの特性を踏まえつつ、解説しました。
質疑応答では、現実の政治活動とSNSを利用した政治活動のバランスについてや、SNSで炎上した際の対処法などについての質問が出されました。

講座の後半は橋爪氏と荒谷氏が公職選挙法について講演。
橋爪氏は、政治活動と選挙運動の違いなど、公選法に関する基本的なテーマについて説明したあと、検挙数が比較的多い「買収」について具体的な事例を交えながら解説しました。
また荒谷氏は、平成25年の改正公選法によりインターネット等を利用した選挙運動が解禁されたとした上で政党や候補者、第三者（支援者）がSNSを利用して何ができるのかについて解説しました。

吉川ゆうみ女性局長は、とても有意義な講義だったと振り返り、「今回の講座で学んだことを活かしてほしい」と強調しました。

※会場内は感染症対策徹底の上、講師は講演時以外マスクを着用しています。