女性局ニュース
女性局・青年局合同開催「新型コロナワクチンの3回目接種に関する勉強会」
2月15日、女性局と青年局の合同で「新型コロナワクチンの3回目接種に関する勉強会」を開催しました。
今回は、国際医療福祉大学医学部公衆衛生学医学研究科の和田耕治教授から「ワクチン接種推進に向けて」と題した講演をしていただきました。
和田教授は、ワクチンを3回接種することでオミクロン株に対する発症予防効果が7割まで上がることを示した上で3回接種の効果と意義を改めて強調しました。
さらに、2回ファイザーを接種したあとにモデルナを接種した場合の発症予防効果が最も高かったことから3回目についてはモデルナを接種することを推奨しました。
また、5歳から11歳の小児に対するワクチン接種については、まずはこどもの周りにいる大人がワクチン接種を行うべきだと強調。
それと同時に、小児に対してワクチン接種を進めることも重要だとして、本人や養育者がワクチンのメリット・デメリットを十分理解できるための必要な情報提供を行うことが大切だとしました。
副反応への不安から3回目の接種をためらう声もあることに対しては、引き続き丁寧な情報提供を行い、3回接種の推進を図っていきたいとしました。
また政府からは、内閣府ワクチン接種推進担当大臣室の内山博之審議官と厚生労働省健康局健康課予防接種室の鶴田真也予防接種室長が出席しました。
両氏は、厚生労働省が公表しているワクチンに関するリーフレットを紹介した上で、3回目接種にモデルナワクチンを使用した時の安全性や効果について説明しました。
質疑応答では、「コロナに感染した人が3回目接種をする必要があるのか」や「こどもへの接種推進に向けて広報活動を強化してほしい」などさまざまな意見や質問が交わされました。
【参考資料】
https://www.mhlw.go.jp/content/000889674.pdf (厚労省)
https://www.kantei.go.jp/jp/content/000098440.pdf (官邸)
https://www.mhlw.go.jp/content/000896558.pdf (厚労省)
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