第34回女性未来塾

4月27日、第34回女性未来塾を開催しました。
今回は、内閣官房副長官を務める木原誠二衆議院議員に①外交、②新しい資本主義、③政治のあり方それぞれについて「岸田内閣の目指すもの」を解説いただきました。

木原副長官は、意識的に取り組まなければ平和を構築したり維持することは難しいと述べた上で、複雑化する安全保障環境に対応するため防衛力の強化や日米同盟の深化が重要だと強調。
また、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて国連改革の必要性についても指摘しました。
さらに、「人間の安全保障」についても言及。
ウクライナからの避難民への人道支援や保健医療分野での支援を推進し、一人一人の命や暮らしを守っていく取り組みを進めていくことが大切だとしました。

「新しい資本主義」については、一人一人の幸せを実現する経済の在り方だと説明した上で、成長が循環していくために、企業が生み出した利益を公平に分配していくことが重要だとしました。
また、低コストで付加価値をつけていくためには、研究開発への投資を促進する必要があるとした上で、AIやデジタル、量子分野など新たな重要分野については、官民が連携できるよう長期的なロードマップを示していく必要があるとしました。

また、岸田内閣の政治のあり方については「国民の声を聞く政治」とした上で、自民党内で進みつつある「自民党改革」について解説しました。

質疑応答では、人材投資に関する質問や安全保障に関する質問など大変多くの質問が寄せられました。

次回は5月下旬を予定しています。