第35回女性未来塾

5月31日に第35回女性未来塾を開催しました。
今回は菅義偉前内閣総理大臣が「菅内閣の取り組みとこれからの重要課題」と題した講演を行いました。

自見はなこ女性局長は講演に先立ち「不妊治療の保険適用などをはじめ、今までの常識ではできなかったことをやり遂げた」と菅前総理の高い実行力を改めて称賛しました。

菅前総理は冒頭、国会議員になるまでの経緯を振り返った上で「国民の皆さんが何を考えているのか、国民の目線になって自分が肌で感じたことを政策に反映することが大切だ」と自らの信念を語りました。

その上で新型コロナのワクチン接種や携帯電話料金の引き下げ、不妊治療、防災減災対策、ふるさと納税、デジタル庁の設置、農林水産品の海外輸出など菅政権で取り組んだ主な政策について、関係省庁との具体的なやり取りなどを紹介しながら一つずつ解説しました。

また菅前総理は、政権与党の役割について「国民から見て当たり前の政治をやる責任がある」と強調。
ロシアのウクライナ侵攻など国際情勢が緊迫化していることを挙げた上で「確かな安全保障を築いてこそ、国民が自由な生活を送ることができる」と強調し、政権与党として国民の命や暮らしを守り抜く決意を新たにしました。

質疑応答ではこども政策や不妊治療についてなど政策に関する質問が挙がったほか、「新しいアイデアが生まれる秘訣は」「多くのことを同時にこなすためのコツは」など実行力の高い菅前総理ならではの質問がありました。

次回の開催は参院選後を予定しています。