女性局ニュース
第11回女性局政策ミーティング
11月25日、第11回女性局政策ミーティングを開催しました。
今回は前女性局長の自見はなこ内閣府大臣政務官に「児童虐待防止」をテーマに講演いただきました。
自見参院議員は冒頭、令和3年度の児童虐待相談対応件数が過去最多となる207,659件(平成11年度比で約18倍)だったとした上で、児童虐待防止対策に関する現状や今後の課題について解説。
児童虐待防止政策の方向性については、事案が発生してから対応する事後的な政策の講じ方ではなく、予防的に全ての人に対して行う「ポピュレーションアプローチ」が重要だと強調しました。
ポピュレーションアプローチの視点が盛り込まれた最近の具体例として、改正児童福祉法に盛り込まれた、子育て世帯を包括的に支援する「子ども家庭センター」などを紹介しました。
また当該行為が保護者の宗教上の信仰に由来するものであっても、児童虐待の定義に該当すれば虐待に該当しうるとする厚生労働省の通知を紹介。宗教上の行為であっても虐待になりうることを強調しました。
質疑応答では、不登校児童に関する質問や女性候補者増加についての質問など幅広い質問が寄せられました。
次回は、12月下旬ごろを予定しています。
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