女性局ニュース
第39回女性未来塾
3月8日、第39回女性未来塾を開催しました。
今回は日本イーライリリー株式会社の古城大亮氏と株式会社日本総合研究所の田川絢子氏を講師に迎えて女性の健康に関する講演をいただきました。
この日は国連が定める「国際女性デー」だったことにちなみ、シンボルであるミモザのブローチを講師と出席議員に着用いただきました。
古城氏は、乳がんなど女性特有の病気のほか片頭痛など女性に特にみられる疾患に対する医薬品の有効性について述べた上で、女性の健康に対する医薬品の果たす役割は大きいと強調しました。
女性の健康増進に資する製薬イノベーションの効果を最大化させるためには、医薬品に対する正しい理解を促進していくとともに、研究開発促進など環境整備が必要だと訴えました。
田川氏は、人生100年時代を迎え一人一人の労働人生が長くなっていることに言及した上で、パフォーマンスを発揮し続けるためには、健康支援が不可欠だと強調。
これまでの、生活習慣病予防など主に男性を対象とした健康対策から、性差を加味した政策立案への転換が必要だと訴えました。
また、月経随伴症状や子宮内膜症など女性特有の疾患の多くが「見過ごされている健康課題」だと指摘し、働く世代の女性の生産性を向上させるためにも、社会全体がこうした健康課題について正しく理解し、十分な対策を講じる努力が必要だと問題提起しました。
次回は4月上旬ごろの開催を予定しています。
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