女性局ニュース
第46回女性未来塾
1月22日、第46回女性未来塾を開催し、「被災した女性の健康管理」と題して石田昌宏女性局長代理にご講演いただきました。
石田局長代理は、災害から受ける影響は男性と女性では違いがあるとし、特に女性においては環境の変化から睡眠障害が増えやすい傾向にあると指摘。避難所における女性の健康課題として、多くの人と同じ空間で過ごすことによるストレスや月経の手当など女性特有の状況に対する困難などを挙げ、心のケアの重要性や避難所の環境整備を訴えました。支援物資は性別のみならず年代に応じてニーズは様々であり、受け取りやすい工夫も求められるため、避難者への丁寧な聞き取りが重要であると述べました。
また、避難生活中であっても日常のように託老・託児支援などを実施し、個人の時間を設けることで家族のケアを請け負うことの多い女性の負担軽減につながるとしました。質疑応答では避難所の環境整備、備蓄の基準など多くの質問や意見が寄せられました。
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