女性局ニュース
第30回女性未来塾
12月20日に、第30回女性未来塾を開催しました。
研修部長を務める三谷英弘女性局次長の司会のもとスタート。
今回は、塩崎恭久前衆議院議員より「『真に』子どもにやさしい国をめざして」をテーマに講演しました。
塩崎前衆議院議員は厚生労働大臣を務め、H28年の児童福祉法改正に携わりました。ご自身の経験を踏まえながら、児童養護の現状を説明しました。
また、児童福祉法成立から改正まで児童福祉法の歴史を解説。
H28年の児童福祉法改正において子どもの権利や子どもの最善の利益優先原則、家庭養育優先原則を明記したことを述べました。
塩崎氏は「28年の改正時、初めて子どもの権利について法律に盛り込みました。子ども真ん中の政策の一歩を踏み出すことができた」と語りました。
さらに、里親が進んでいないなどの課題に触れたうえで、解決方法として、民間と連携しながら人材不足を解消し国家資格を創設するなど専門性を高めることが必要だと強調しました。
その後、質疑応答では、児童養護の周知をするために何ができるかなど様々なご質問やご意見を頂戴しました。
講演を受けて、自見はなこ女性局長は「塩崎先生の意志を引継ぎ、女性局一同、こども真ん中の政治を盛り上げていきます」と意気込みました。
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