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女性局ニュース

女性未来塾ウクライナロシア安全保障

第33回女性未来塾

第33回女性未来塾

3月22日に第33回女性未来塾を開催しました。
今回は小野寺五典衆議院議員から「ウクライナの件から学ぶべきもの」と題した講演をいただきました。

小野寺衆院議員は冒頭、2014年のクリミア併合などロシアによるウクライナ侵攻の経緯やクリミア併合の際にロシアが行った「ハイブリッド戦」の概要について説明。
ロシアのウクライナ侵攻は明白な国際法違反だと強調し、ロシアへの経済制裁の重要性について指摘しました。ガソリンの価格高騰など、経済制裁に伴い国民生活へ影響が生じていることに対しては、政府が必要な生活支援をしっかり行っていくことが重要だとしました。

また、小野寺衆院議員は、台湾有事などを念頭に、ロシアのウクライナ侵攻は対岸の火事ではないと警鐘を鳴らした上で、わが国の抑止力強化に向けて、米国やインド、オーストラリアなど法の支配や民主主義といった価値観を共有する国々との関係を強化することや、自衛力を高めることが重要だと述べました。
さらに、岸田文雄総理が所信表明演説で「敵基地攻撃能力」の保有に言及したことを踏まえ、「敵基地攻撃能力」の意義についても説明。
かつての戦争は、戦車対戦車や軍艦対軍艦の戦いだったため、同一領域内における戦闘のみを想定すればよかったものの、弾道ミサイルの登場により、自国内から相手国を攻撃することが可能となったため、敵国の攻撃力を封じるには敵国内のミサイル基地を無力化する必要があると説明し、「敵基地攻撃能力」保有の重要性を改めて強調しました。
サイバー空間における「敵基地攻撃能力」の在り方についても問題提起しました。

質疑応答では憲法改正に関する質問や台湾有事における日米韓の関係性に関する質問など数多くの質問が寄せられました。

次回の開催は4月を予定しています。

第33回女性未来塾
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